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上海コンサルティング用語集

コンサルティングに必要な情報や知識を用語集にまとめています。

コンセプト concept

 

コンセプト(concept)とは概念のことであり非常に抽象的な無形のもの。ビジネスでは、活動の基盤となる基本的な意識をコンセプトと呼ぶ。            
目に見えない無形の概念なのでコンセプトを決めると言ってもなかなか決めることができない。            
そこでわかりやすいように花屋のストーリーを例にしてコンセプトの重要性を紹介する。            
            
   ◆◆◆花屋のお話し ◆◆◆       
   男性のAさんは、ある花屋に結婚記念日の花束を買いにいきました。       
            

 ◆ストーリー・1

  

  Aさんは、花を一通り見たあとに何を選んで良いのかわからなかったので店員に聞きました。            
    

     Aさん・・・「一週間後に結婚記念日があるので花を見に来たのですが」            
     店員・・・「私はアルバイトで花のことは詳しくないんです。すいません。奥様はどのような花が好きなのですか?」            
     Aさん・・・「いや、長年プレゼントをあげてないから突然花束を渡して驚かせたいので

                      どのような花が好きなのか聞いていないんだ。」            
     店員・・・「では、このAセットとBセットとCセットがあるので選べますよ。」            
     Aさん・・・「この3種類はどこがどうちがうの?」            
     店員・・・「3000円、5000円、7000円と予算に分かれていて花束の大きさが違います。」            
     Aさん・・・「そう・・・わかったよじゃあまた来るね」            
            
     この後、Aさんはこのお店に足を運ぶことはなかった。      

 

 

 ◆ストーリー・2

  

     Aさんは、花を一通り見たあとに何を選んで良いのかわからなかったので店員に聞きました。            
    

     Aさん・・・「一週間後に結婚記念日があるので花を見に来たのですが」            
     店員・・・「おめでとうございます!結婚記念日に花束をあげるなんて素敵ですね!」            
     Aさん・・・「いやいやあまりプレゼントなんてあげないからね~」            
     店員・・・「当店では、奥様に喜んでもらえるような花束をアレンジメントすることができますよ!」            
     Aさん・・・「あそこにあるAセットとかBセットはだめなの?」            
     店員・・・「あれは、わかりやすいようにセットにしているだけで本当はAセットとか無いんですよ~」            
     Aさん・・・「そうなんだ。けどセットにしているほうが売りやすいんじゃないの?」            
     店員・・・「そうかもしれませんが、お客様に喜んでもらえないと花がかわいそうなので            
        お客様の状況に合わせたアレンジメントをしています。花も生き物なので適当に扱うと気づくんですよね~」             
     Aさん・・・「へ~そうなんだ」            
     店員・・・「ところで今回の結婚記念日で何年目になるのですか?」            
     Aさん・・・「10年だね」            
     店員・・・「10年だとアルミ婚式ですね。アルミのようにキレイで柔らかさを兼ね備えている時期ということでアルミ婚式と

        言うんですよね~  花束以外のプレゼントは、アルミ製のものを選んであげてください。

        銀婚の場合は銀製、金婚の場合は金製のものをあげるみたいですね。         
        では、アルミ婚式ですから、花束は、この花と花を合わせてこのような感じはどうでしょうか?」            
     Aさん・・・「いい感じだね!」            
     店員・・・「ありがとうございます!」            
     Aさん・・・「でもこれぐらいの花束だといくらぐらいするの?1万円ぐらいかな?」            
     店員・・・「1万円の花束だと束が大きくなりすぎるので5000円ぐらいの花束にしたほうがいいと思いますよ」            
     Aさん・・・「そうなんだ。君に任せるよ。」            
     店員・・・「それよりもどう奥様に花束をお渡しするのかということが大切ですよね。

        もしよければ当日に花束をご自宅まで配達させていただきますよ」            
     Aさん・・・「それは助かるよ。花束をもって外を歩くのは照れくさいからね」                  
     店員・・・「当日だと、何時の配達が良いですか?」            
            
     この後、この店員は、申し込み用紙を書いてもらい、代金も回収した。             

 

 

この2つのストーリーに出てくる2つのお店の店員はどちらも同じアルバイトだった。  

          
ストーリー・1の店長は、花を売るためあいさつなどを元気よくしなさいと店員に伝えていた。   

         
ストーリー・2の店長は、私達は花を売っているのではなくお客様が花を相手にプレゼントして喜んでもらいたいという気持ちを

サポートするということを販売しているんだという明確なコンセプトを店員に伝えていた。  

          
その結果、ストーリー・2の店員は、花自体を大切に思う、お客様の利益を優先するようになった。そしてお客様から喜ばれるのでさらに自分でも花の勉強をするようになった。                  
このように販売しているものは、何なのかということを明確にすると経営理念から組織の体制、社員の意識まで一貫性のあるコンセプトが生まれる。 

 

 

 

 

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一昔前の企業のマーケティングでは、製品やサービスを作ったあとにどう販売していくのかという点に注力されていました。企業が製品を欲しがっている顧客を探すために広告やセールスに力を入れていましたが、現在は・・・

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